#8 生産性に加わるなめらかさ: iPad OS 26 が示す新たな可能性

今回は iPad mini を iPad OS 26 にアップグレードしたことによる体験から、タッチスクリーンのなめらかさが生産性とあわさることによる iPad の立ち位置について書いてみました。

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今回は iPad mini を iPadOS 26 にアップグレードしたことによる体験から、タッチスクリーンのなめらかさが生産性とあわさることによる iPad の立ち位置について書いてみました。

生産性に加わるなめらかさ - iPadOS 26 が示す新たな可能性

iPadOS 26 は 2025年9月16日に配信が開始された新しい OS。前回の大型アップデートである iPadOS 18 と異なり、アプリのウインドウサイズを利用者の望むサイズと位置に配置することが可能になりました。ブラウザや AI アプリで調べ物をしながらドキュメントを書き上げたり、メッセージアプリとカレンダーアプリを並べて予定の調整を進めることが自然になりました。

また、ファイル管理アプリの柔軟性も向上し、よく利用するフォルダを Dock に固定して、どのアプリからも素早くアクセスすることが可能になりました。

このようなアップデートにより iPhone のスクリーンサイズが拡大しただけといった従来の延長線上から明確に脱却したように感じられます。

iPad は外部モニタへの映像出力も可能なため、 外ではモバイルデバイスとして、自宅や事務所ではデスクトップデバイスとして運用することが、かなり現実的なものとなりました。

わたしは iPad mini と購入した外部キーボードで作業を行うチャレンジ中で、この記事も 100% iPad mini のみで書き上げました。

Mac、iPad、iPhone

iPad は常に中途半端な選択肢として上がります。

家で作業するならデスクトップが良いでしょう。iMac 、Mac Studio、Mac miniといった柔軟なラインナップがあります。家でも外でも同様の環境で作業を望むなら、MacBook Pro、MacBook Air といった強力なラインナップがあります。

一方で世界人口の半数以上が持ち運ぶスマートフォンの存在があります。スマートフォンにはかつての PC のような強力なチップが搭載され、動画や画像の編集、ドキュメントの作業など、その携帯性からは想像もできないことが実現できます。

iPad には iPad Pro、iPad、iPad Air、iPad mini のラインナップがありますが、それぞれを Mac や iPhone と比較したとき、常に生産性と携帯性のトレードオフを考える必要があります。

これらと比較をしても選ばれる iPad の魅力とは何でしょう。はたして iPad の強みとは何でしょう。もはや必須なスマートフォンに加えて iPad を買うのは賢明な判断なのでしょうか。

タッチスクリーンの快楽を生産性に接続する

なめらかさ。これはかつてシルクロードとして人類が大地に痕跡を残したように、強力な魅力がある質感です。そしてスティーブ・ジョブズがタッチスクリーンの伝説的なプレゼンテーションを行なって以降、人類は再びその快楽の虜となりました。シルクとは異なり、タッチスクリーンは発光します。輝くなめらかさは依存性を引き起こし、延々とスクロールをする現象を生み出しました。

タッチスクリーンには快楽があり、わたしたちはその魅力から逃れにくくなっています。ラップトップで作業をしていたのに気がついたらスマートデバイスを操作していた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。目の前のひとの話を聞いていたはずなのに、ストリーミングサービスでドラマを楽しんでいたはずなのに、読書をしていたはずなのに、そんなつもりではなかったのに。

わたしはそこにタッチスクリーンの快楽があると思います。わたしたちはなめらかさを 1 秒でも体感したいのです。

快楽には中毒性があります。だからこそ、快楽と生産性があわさることができれば強力な武器となるはずです。

退屈な資料作成も、面倒なファイル整理も、指先のなめらかな質感が「もう少しだけ」という気持ちを生み出す。気がついたら 30 分、1 時間と作業をしてしまう。そんな体験が iPad OS 26 には潜んでいます。

iPad is a new king の気配

iPad には iPhone を超える生産性と Mac を超える携帯性があります。そして、中途半端な立ち位置は iPadOS によって克服されようとしています。

iPad には iPhone と同様の、わたしたちを虜にするなめらかなタッチスクリーンの快楽があります。どこかに行ってしまうマウスポインタと違って、いつでも場所がわかっている指をつかった操作ができます。

iPadOS によって macOS の生産性にも近づきました。より集中してものごとに取り組みたければ外部モニタと本格的なキーボードを接続して作業が可能です。ちょっとした作業であれば iPad だけを持ち出して、安定した机がなくとも作業ができる携帯性があります。

仕事終わりや移動中には大画面でストリーミングサービスやゲームを楽しんでもいいでしょう。

iPad にはすべてのデバイスの魅力を詰め込んだ独自のポジションが構築されつつあります。

わたしは 13インチの iPad Air の購入を検討し始めました。

Behind the insight

私たちが “もっているものでうまくやる” には、少しずつ自分の世界を広げ、自分自身を理解し、思いがけない組み合わせを試してみる必要があります。これらは、そのプロセスの様子です。

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